鳴子の寺院本堂の修復作業を経験させて頂いて [ブログ]

鳴子の寺院修復に携わり・・・
私はもともと漆器製造がメインでしたが、地元の工務店さんと一緒に漆の建築塗装に力を入れてきました。そんな中、フッと沸いたような寺院の修復依頼。
建築の修復は初めての経験で、面積も廊下全面ということもあり、どのように段取りを組んで良いのかも手探り状態での修復作業でした。

私以外にも他に漆の建築塗装される業者さんが2社入り一角ずつ仕上げました。
私がこのとき若干24歳、他の職人さんとは親と子ほどの年齢差もありました。
建築漆の素晴らしい作業が目の前で行われ、一緒に休憩を重ねるうちに職人さん達と仲良くなり色々なアドバイスを頂戴することができました。
良い職人になってほしいという、技を伝えてくれる先輩達、また24歳の漆職人に修復を任せてくれたご住職さん。
多くの人達の温かい思いの中、修復させて頂いたこの寺院は私の原点でもあります。
支えられ、伸ばして頂いたこの技術を、今度は私がしっかりと習得して漆の素晴らしさを伝えながら、繋げて行きたいと思っています。

廊下に引き続き本堂の内陣部分も修復させて頂いたので、少しずつアップしていきたいと思っております。
お楽しみに!

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