西照寺様修復工事 5 [西照寺様 本堂修復工事]

下地、木地調整が終わり、いよいよ漆塗りに入ります。

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まず最初に格天井の格子部分を塗っていきます。
この漆は、木目が現れるように透き通る漆を塗って仕上げていきます。

ziinn_saisyouzi_20.jpg

続いて升組、虹梁、丸柱の順に塗っていきます。

ziinn_saisyouzi_21.jpg

漆を塗ると印象がガラッと変わります。
また、漆を塗ったことにより下地の荒もガラッと現るので、漆塗装前に念入りな下地調整が必要になります。
この辺りは職人の腕の見せ所です。


ziinn_saisyouzi_22.jpg

升組部分もなんとか塗りきりました。
なかなか刷毛が届かなかったり通せなかったりする場所が多いので、これまた技術が必要になる場所です。

基本的には中塗り2階、上塗り1回で仕上げます。
もちろん中塗りの後には水研ぎの作業が入り、より平面やきれいな曲面を出せるよう調整していきます。

タグ: 社寺 修復
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