光寿院様修復4 [光寿院様 本堂総漆塗り修復工事]
木固めの作業が終わると、重要な部分には麻布を貼っていきます。
強度アップと亀裂の予防になります。
大きいものなどは2回に分けて麻布を貼っていきます。
もちろん接着剤に使用するのも漆です。
十分乾燥させてから、余分な布を切りそろえていきます。
麻布アップ
麻布の目に漆の下地を詰めていきます。
上部が目止め後。
下部が目止め前の状態。
歪みのない美しい鏡面を作り出すため、下地を付けては研ぐ作業を何度も何度も繰り返し作業していきます。
根競べのようですが、漆の職人からすると、この形を作り出していく作業がなんとも楽しいのです。
強度アップと亀裂の予防になります。
大きいものなどは2回に分けて麻布を貼っていきます。
もちろん接着剤に使用するのも漆です。
十分乾燥させてから、余分な布を切りそろえていきます。
麻布アップ
麻布の目に漆の下地を詰めていきます。
上部が目止め後。
下部が目止め前の状態。
歪みのない美しい鏡面を作り出すため、下地を付けては研ぐ作業を何度も何度も繰り返し作業していきます。
根競べのようですが、漆の職人からすると、この形を作り出していく作業がなんとも楽しいのです。
光寿院様修復3 [光寿院様 本堂総漆塗り修復工事]
光寿院様修復2 [光寿院様 本堂総漆塗り修復工事]
光寿院様修復1 [光寿院様 本堂総漆塗り修復工事]
光寿院様の修復に入ります [光寿院様 本堂総漆塗り修復工事]
2007年にカシュー塗装から漆塗りに修復させて頂いた、仙台市新寺にある「光寿院」様
昨年の大震災で本堂は甚大な被害を受けました。
本堂を支える構造材が抜け
須弥段と丸柱の境目も大きく動き亀裂が生じました
須弥段両脇にある丸柱の上部にある虹梁、升組みも前のめりになりながら今にも倒れてきそうな状態。
御住職も震災当初は本堂を全て取り壊し、立替を考えられていたようでしたが、歴史を重ねてきた木造建築の本堂をなんとか蘇らせたいという思いで、改修工事を行うことになり、それに伴い漆修復のご相談頂きました。
打合せを重ね、以前仕上げた須弥段周りの修復に加え、それ以外の本堂内部を全て漆塗りで仕上げることになり今年の4月より修復工事に入らせて頂いております。
今後作業の様子などもご紹介して行きたいと思います。
昨年の大震災で本堂は甚大な被害を受けました。
本堂を支える構造材が抜け
須弥段と丸柱の境目も大きく動き亀裂が生じました
須弥段両脇にある丸柱の上部にある虹梁、升組みも前のめりになりながら今にも倒れてきそうな状態。
御住職も震災当初は本堂を全て取り壊し、立替を考えられていたようでしたが、歴史を重ねてきた木造建築の本堂をなんとか蘇らせたいという思いで、改修工事を行うことになり、それに伴い漆修復のご相談頂きました。
打合せを重ね、以前仕上げた須弥段周りの修復に加え、それ以外の本堂内部を全て漆塗りで仕上げることになり今年の4月より修復工事に入らせて頂いております。
今後作業の様子などもご紹介して行きたいと思います。