風呂桶セット漆塗り [オーダー]
風呂桶セットをサッと漆を塗って欲しいと言うことでお預かりした。
漆塗りと言うと何度も下地や漆塗りを重ねて仕上げるイメージがある。
実際私も仕事を始めるといたるところが気になり始めてついつい手をかけてしまう・・・
今回は、手をあまりかけずサラッとと言う事でしたので、素地の全体を研磨(小口は水気を浸透しやすいので念入りに)して角の部分をペパーで面を取る。
面取りすることにより、手に持った時に痛くないというのと、程よく面を取ることによって、角から痛みにくい(面を取り過ぎると格好が悪くなるので、場所によって面取りする量を調整する)
仕上がるとこんな感じです。
風呂桶正面から
弁柄漆を塗って、木に十分浸透させてから拭き取る作業を繰り返して仕上げた状態
風呂桶上から
下地をしていない分、加工した際の後が見え自然な仕上がりに
石鹸入れ
こちらも同様の仕上がり。
木目が美しく現れています。
腰掛
最後に腰掛まで漆で仕上げました。
直接肌に触れる部分ですが、乾燥期間を十分におくと漆かぶれの心配はいりません。
水に触れる小口の部分にも漆をたっぷりと浸透させています。
漆というと手をかけて鏡面でピカピカのイメージが強いですが、こんな自然そのままの仕上げもいいですね。
もちろん漆はしっかりと浸透させているので耐水性は抜群ですし、汚れ落ちもいいですよ。
漆塗りと言うと何度も下地や漆塗りを重ねて仕上げるイメージがある。
実際私も仕事を始めるといたるところが気になり始めてついつい手をかけてしまう・・・
今回は、手をあまりかけずサラッとと言う事でしたので、素地の全体を研磨(小口は水気を浸透しやすいので念入りに)して角の部分をペパーで面を取る。
面取りすることにより、手に持った時に痛くないというのと、程よく面を取ることによって、角から痛みにくい(面を取り過ぎると格好が悪くなるので、場所によって面取りする量を調整する)
仕上がるとこんな感じです。
風呂桶正面から
弁柄漆を塗って、木に十分浸透させてから拭き取る作業を繰り返して仕上げた状態
風呂桶上から
下地をしていない分、加工した際の後が見え自然な仕上がりに
石鹸入れ
こちらも同様の仕上がり。
木目が美しく現れています。
腰掛
最後に腰掛まで漆で仕上げました。
直接肌に触れる部分ですが、乾燥期間を十分におくと漆かぶれの心配はいりません。
水に触れる小口の部分にも漆をたっぷりと浸透させています。
漆というと手をかけて鏡面でピカピカのイメージが強いですが、こんな自然そのままの仕上げもいいですね。
もちろん漆はしっかりと浸透させているので耐水性は抜群ですし、汚れ落ちもいいですよ。
オーダー受付プレートを漆で仕上げました(黒塗り立て) [オーダー]
オーダー受付プレートを漆で仕上げました(黒目はじき) [オーダー]
オーダー受付プレートを漆で仕上げました(木地呂塗り) [オーダー]
オーダー受付プレートを漆で仕上げました(拭き漆仕上げ) [オーダー]
六合オーダー漆塗り [オーダー]
昔鳴子で見たどっしりとした、六合が欲しいということで、お世話になっているご住職から、オーダー頂戴いたしました。
もともと鳴子の木地師の人が作っていたのはこんな感じのどっしりとした安定感のある形。
昔見てから数十年、ずっと頭の中に残っていて、今回数十年越しにオーダー頂きました。
三つの部材に分かれて作られています。
しっかりといい仕事をして下さいと、嬉しいお言葉を頂戴して仕上げさせて頂きました。
地粉下地もしっかりと入れて強度はバッチリ!
漆の下地は手間隙はかかりますが、漆の塗料との密着も抜群で剥がれることはありません。
仕上げはため塗り(下に朱の漆を塗って上に透き通る漆を塗った仕上げ)で仕上げているので年月が経過すると漆が透き通って美しい色合いになってきます。
年月が経過するごとに美しく丈夫になる塗料「漆」
もちろん下地も時間が経過すると硬く丈夫になってきます。
もともと鳴子の木地師の人が作っていたのはこんな感じのどっしりとした安定感のある形。
昔見てから数十年、ずっと頭の中に残っていて、今回数十年越しにオーダー頂きました。
三つの部材に分かれて作られています。
しっかりといい仕事をして下さいと、嬉しいお言葉を頂戴して仕上げさせて頂きました。
地粉下地もしっかりと入れて強度はバッチリ!
漆の下地は手間隙はかかりますが、漆の塗料との密着も抜群で剥がれることはありません。
仕上げはため塗り(下に朱の漆を塗って上に透き通る漆を塗った仕上げ)で仕上げているので年月が経過すると漆が透き通って美しい色合いになってきます。
年月が経過するごとに美しく丈夫になる塗料「漆」
もちろん下地も時間が経過すると硬く丈夫になってきます。