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風呂桶セット漆塗り [オーダー]

風呂桶セットをサッと漆を塗って欲しいと言うことでお預かりした。
漆塗りと言うと何度も下地や漆塗りを重ねて仕上げるイメージがある。
実際私も仕事を始めるといたるところが気になり始めてついつい手をかけてしまう・・・

今回は、手をあまりかけずサラッとと言う事でしたので、素地の全体を研磨(小口は水気を浸透しやすいので念入りに)して角の部分をペパーで面を取る。
面取りすることにより、手に持った時に痛くないというのと、程よく面を取ることによって、角から痛みにくい(面を取り過ぎると格好が悪くなるので、場所によって面取りする量を調整する)

仕上がるとこんな感じです。

order_hurooke_1.jpg

風呂桶正面から
弁柄漆を塗って、木に十分浸透させてから拭き取る作業を繰り返して仕上げた状態

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風呂桶上から
下地をしていない分、加工した際の後が見え自然な仕上がりに

order_hurooke_3.jpg

石鹸入れ
こちらも同様の仕上がり。
木目が美しく現れています。

order_hurooke_4.jpg

腰掛
最後に腰掛まで漆で仕上げました。
直接肌に触れる部分ですが、乾燥期間を十分におくと漆かぶれの心配はいりません。
水に触れる小口の部分にも漆をたっぷりと浸透させています。

漆というと手をかけて鏡面でピカピカのイメージが強いですが、こんな自然そのままの仕上げもいいですね。
もちろん漆はしっかりと浸透させているので耐水性は抜群ですし、汚れ落ちもいいですよ。
タグ: 風呂 塗装
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オーダー受付プレートを漆で仕上げました(黒塗り立て) [オーダー]

今回は受付プレートのオリジナル商品を製作致しました。
平凡な受付プレートではなく、プレートは金属でベースを木と漆を使って仕上げてみました。

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仕上げは黒の塗り立て(塗りっぱなし)です。

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側面から

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拡大写真

幅30cm高さ9cm奥行き7.5cmになります。

艶を半分ほど抑えた黒漆を使用することによりしっとりと品のある仕上がりに金属プレートがより一層輝きを増します。

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オーダー受付プレートを漆で仕上げました(黒目はじき) [オーダー]

今回は受付プレートのオリジナル商品を製作致しました。
平凡な受付プレートではなく、プレートは金属でベースを木と漆を使って仕上げてみました。

order_pure-to_mehaziki.jpg

仕上げは黒漆による目はじき。
欅の導管(穴の開いている部分)に下地を入れずに漆を薄く塗り重ねて仕上げる技法です。
木目の部分は漆がはじくのでこんな感じの仕上がりになります。

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側面から

order_pure-to_mehaziki_r.jpg

拡大写真

幅30cm高さ9cm奥行き7.5cmになります。

黒漆の塗り立て(塗りっぱなし)仕上げています。
拭き漆や木地呂塗りとはまた違った木目を生かす仕上げです。

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オーダー受付プレートを漆で仕上げました(木地呂塗り) [オーダー]

今回は受付プレートのオリジナル商品を製作致しました。
平凡な受付プレートではなく、プレートは金属でベースを木と漆を使って仕上げてみました。

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仕上げは木地呂塗りです。

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側面から

order_pure-to_kiziro_r.jpg

拡大写真

幅30cm高さ9cm奥行き7.5cmになります。

始めは少し暗いですが、徐々に漆が透き通り木目が美しく現れます。

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オーダー受付プレートを漆で仕上げました(拭き漆仕上げ) [オーダー]

今回は受付プレートのオリジナル商品を製作致しました。
平凡な受付プレートではなく、プレートは金属でベースを木と漆を使って仕上げてみました。

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仕上げは拭き漆です。

order_pure-to_suri_2.jpg

側面から


order_pure-to_suri_r.jpg

拡大写真

幅30cm高さ9cm奥行き7.5cmになります。

始めは少し暗いですが、徐々に漆が透き通り木目が美しく現れます。

六合オーダー漆塗り [オーダー]

昔鳴子で見たどっしりとした、六合が欲しいということで、お世話になっているご住職から、オーダー頂戴いたしました。

order_rokugo_1.jpg

もともと鳴子の木地師の人が作っていたのはこんな感じのどっしりとした安定感のある形。
昔見てから数十年、ずっと頭の中に残っていて、今回数十年越しにオーダー頂きました。
三つの部材に分かれて作られています。

order_rokugo_2.jpg

しっかりといい仕事をして下さいと、嬉しいお言葉を頂戴して仕上げさせて頂きました。
地粉下地もしっかりと入れて強度はバッチリ!
漆の下地は手間隙はかかりますが、漆の塗料との密着も抜群で剥がれることはありません。
仕上げはため塗り(下に朱の漆を塗って上に透き通る漆を塗った仕上げ)で仕上げているので年月が経過すると漆が透き通って美しい色合いになってきます。
年月が経過するごとに美しく丈夫になる塗料「漆」
もちろん下地も時間が経過すると硬く丈夫になってきます。
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漆塗りオーダー看板 [オーダー]

知り合いの方から、木目を活かした漆塗りの看板を作って欲しいとご依頼頂きまして、早速製作致しました。

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材質は彫りやすく、木目が美しいセンの木を使用しました。
文字の部分は彫りこんで、中に金箔を施して仕上げました。
大変木目が美しい材料だったので、木目が現れてくるのが楽しみです。
また金箔を使用している文字の部分は代用金とは違い色の変色もなく長い間輝きを持続させます。


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自然な形の漆塗りの衝立 [オーダー]

杉材で衝立を作られている方がいらっしゃって、漆を塗って欲しいと以来がありました。


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塗装前の状態です。
作った後無塗装の状態でしたので、軽く研磨してスリ漆で仕上げました。

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杉と漆の愛称はとても良く、柔らかい部分には漆が多く吸い込み、黒く仕上がり、年輪や皮の部分など漆があまり吸い込まない部分は明るく黄金色になりとても美しく仕上がります。
仕上がり当初はただ黒いだけに見えるかもしれませんが、これからが漆マジックの始まりです。明るく黄金色になるのが楽しみです。
また杉の柔らかい質感を残せるので肌触りもとてもいいんですよ。
一般的な塗料とは違い材質の温かみも残すことができるのも魅力です。
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