鳴子の寺院本堂を総漆塗りで修復1 [鳴子寺院を漆で修復(本堂)]

鳴子のT院の本堂の木材の痛みが激しく、修復の依頼を頂きました。
住職さんから「初めは一箇所修復してもらって漆で仕上げることにより、どんな状態になるか見てみたい」ということで、早速作業に取り掛かかりました。
中塗りまで終えた頃、こんなにキレイに直るなら廊下の部分の修復をお願いしますとご依頼頂きました。

ziinn_touseiin_02.jpg

修復前の廊下部分です。
柱一本一本に長い亀裂が入り、角が丸くなり、節が抜けた後や深い傷がついていました。

ziinn_touseiin_03.jpgziinn_touseiin_04.jpg

直射日光が当たっていた部分は昔の雨戸のように凹凸になり、塗膜の性根がなくなり剥がれてくる状態でした。

ziinn_touseiin_01.jpg

全面研磨して古い塗料を落とした後です。
少しでも古い塗料が残っているとそこから剥離の原因になるので念入りに研磨します。
タグ: 社寺 修復
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。